取り調べ映像、法廷で再生へ 被疑者ノート訴訟 札幌地裁

札幌地裁

 監禁容疑で勾留中、弁護人とのやりとりを記した「被疑者ノート」を道警に一時持ち去られ、執拗(しつよう)な取り調べで黙秘権を侵害されたとして、元容疑者の女性と元弁護人が道に計160万円の損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁(布施雄士裁判長)が取り調べの録音・録画映像について、法廷での再生を認めたことが20日、分かった。次回以降の口頭弁論で再生される予定。

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