【J1横浜M】DFリーダーのエドゥアルド、逆転優勝へ「生きるか死ぬかの戦い」

新潟戦に向けて調整する横浜Mのエドゥアルド(中央左)=横須賀市久里浜のF・マリノススポーツパーク

 逆転優勝へ、J1横浜MのDFリーダーは気合十分だ。勝ち点3が求められる新潟とのホーム最終戦(24日午後7時・日産ス)に向け、DFエドゥアルド(30)は「生きるか死ぬかの戦いになる。プレッシャーを楽しみながらやりたい」と闘志。重圧を力に変える気概に満ちている。

 戦況は好転しつつある。自らも含めて負傷離脱が続いた最終ライン。前節・C大阪戦では角田が下顎骨(かがくこつ)の骨折から早期復帰し、無失点勝利に貢献した。

 もちろん、高い献身性を見せているのは角田だけではない。「何人かはメディカルから制限をかけられながら、無理してピッチに立っている。目標を達成するために、全員が体を張っている」とエドゥアルド。苦境だからこそ、おのずとチームの一体感も高まる。

 是が非でも勝ち点3を奪取し、初優勝を狙う神戸に大きな重圧を与えたい。頼れるブラジル人センターバックは「この2試合がどれだけ大事か、目標は何なのか。全員が分かっている」。勝つことで連覇への道は開ける。

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