南太平洋パプアで噴火 日本への津波影響なし

 南太平洋パプアニューギニアのウラウン火山で日本時間20日午後3時半ごろ、大規模噴火が発生した。気象庁によると、オーストラリアのダーウィン航空路火山灰情報センターが、約15キロの高さの噴煙を確認した。同日夜にかけて、国内外の検潮所で、噴火に伴う有意な潮位変化は観測されず、気象庁は同日午後11時、日本への津波の影響はないと明らかにした。

 気象庁は当初、今回の噴火に伴う津波が起きた場合、東京都の伊豆諸島や小笠原諸島に早ければ午後6時半ごろ到達すると予想した。

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