社会人選抜の男女5選手が11月17～18日、米国・ニューヨークで行われた「ビル・ファーレル国際大会」に出場。男子グレコローマン67kg級の北條良真（自衛隊）と女子57kg級の德原姫花（自衛隊）が優勝。男子グレコローマン77kg級の前田明都（レスターホールディングス）が銀メダルを獲得した。
▲メダル獲得選手。選手左から前田明都、北條良真、德原姫花。男子2選手の右は米国協会のブルース・バウムガードナー会長、左は2000・04年オリンピック出場のケリー・マッコイ
北條は、準決勝で昨年のU17世界王者、母が日本人というジョエル・アダムズ（米国＝関連記事）を6－0で破り、決勝で昨年3位のダビッド・ステパニアン（米国）を破った。初の国際大会で初優勝。
德原は、2回戦で今年の世界選手権代表のアイヌル・アシモワ（カザフスタン）を破るなど4戦全勝で優勝。昨年のU23世界選手権59kg級に続く国際大会の優勝を飾った。
社会人選抜チームの海外遠征は4年ぶり。同行した井上謙二コーチ（自衛隊）によると、現地では中村文昭氏（中大OB）、阿部巨史氏（専大～自衛隊OB）、萱森浩輝氏（日体大OB）の支援・応援があり、選手を勇気づけた。
各選手の成績は下記の通り。（写真はチーム提供）
▲米国へ向かう社会人選抜チーム
▲現地のレスリングOBから応援を受けたチーム
男子グレコローマン
【67kg級】北條良真（自衛隊） 優勝＝27選手出場
決 勝 ○［8-1］David arthur Stepanian（米国）
準決勝 ○［6-0］Joel richard Adams（米国）
２回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、1:27=9-0］Gunnar martin Hamre（米国）
１回戦 ＢＹＥ
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【77kg級】前田明都（レスターホールディングス） 2位＝22選手出場
決 勝 ●［0-2］Payton jon Jacobson（米国）
準決勝 ○［フォール、1:00=8-0］Abunassyr Omirzak（カザフスタン）
３回戦 ○［6-1］Shant Khachatryan（アルメニア）
２回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、0:54=0-8］Tyler rynne Cunningham（米国）
１回戦 ＢＹＥ
男子フリースタイル
【86kg級】松雪泰成（レスターホールディングス） 28選手出場
敗復２ ●［4-11］Taylor andrew Lujan（米国）
敗復１ ○［負傷棄権、3:23］Ahmed Shamiya（カナダ）
１回戦 ●［2-5］Trent niemond Hidlay（米国）
女子
【57kg級】德原姫花（自衛隊） 優勝＝16選手出場
決 勝 ○［12-4］Xochitl citalli Mota pettis（米国）
準決勝 ○［テクニカルスペリオリティ、5:30=13-2］Alexandra wray Hedrick（米国）
２回戦 ○［フォール、0:31=2-0］Ainur Ashimova（カザフスタン）
１回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、5:30=13-0］Gabriela ines Cross（カナダ）
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【68kg級】進藤芽伊（クリナップ） 16選手出場
敗復戦 ●［フォール、1:06=0-4］Kaylynn Albrecht（米国）
準決勝 ●［7-8］Mallory maxine Velte（米国）
３回戦 ○［フォール、12-4］Jaclyn Cataline（米国）
２回戦 ○［テクニカルスペリオリティ、10-0］Lydia Krauss（米国）
１回戦 ＢＹＥ
