NY株続伸、203ドル高 米景気への警戒感後退

ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比203.76ドル高の3万5151.04ドルで取引を終えた。米長期金利の低下を受けて米景気の先行きへの警戒感が後退し、買い注文が膨らんだ。

 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米オープンAIの最高経営責任者(CEO)を解任されたアルトマン氏が、ITのマイクロソフトに加わると伝わった。これが材料視され、マイクロソフト株が上昇したことも相場を押し上げた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は5営業日続伸し、159.05ポイント高の1万4284.53。

© 一般社団法人共同通信社