サージェント「ハードタイヤで最後まで走る計画だったが、2回目のSCでチャンスが潰れた」ウイリアムズ F1第22戦決勝

 2023年F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは12位、ローガン・サージェントは16位でレースを終えた。

■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=12位(50周/50周)

2023年F1第22戦ラスベガスGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)

 今日はかなりひどいグレイニングに苦しんだ。僕たちにとって難しい状況で、セーフティカーはほとんどピットストップの助けにならず、結果は取るに足らないものだった。見直しの必要があるレースのひとつだ。

 かなり順調なレース運びだと思っていたのに、レース中盤のセーフティカー後は誰もが中古タイヤでレースをしていた。自分のレースは何とかコントロールできたけれど、もう少しプッシュする必要があった。それによって対処が難しいこういうサイクルができてしまう。今週末にはいくつかプラスの収穫があったから、すべてが悪かったわけではない。でも当然ながら、ポイント無しで終えることには少々フラストレーションがある。僕たちは最後まで7位の座を懸けて戦いを続けるよ。

■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=16位(50周/50周)

2023年F1第22戦ラスベガスGP ローガン・サージェント(ウイリアムズ)

 正直に言って、今日の僕たちはそれほど間違ったことはしていないと思う。チームとしては、ファーストラップで目標にしていた5番手と6番手になった。第1スティントは比較的順調に走れたと感じたが、予想していたとおり、後半に向けて速いマシンが追いつき始めてきた。

 僕たちは戦略に従ってピットストップをしてハードタイヤに交換し、それで最後まで行く計画だった。あの2回目のセーフティカーまでは悪くないポジションにいたと思うが、セーフティカーでチャンスが潰されてしまった。新しいセットに交換するという選択肢は実際にはなかった。他のドライバーはそうして有利になったが、僕たちは最後まで持ちこたえようとしていた。週末に関しては、僕たちは計画を最大限に活かしてうまく実行できたが、今日はちょっと不運だった。

© 株式会社三栄