ヒュルケンベルグ「レースペースはそれほど悪くなかったが、何かが起きてパワーを失った」ハース F1第22戦決勝

 2023年F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースが行われ、ハースのケビン・マグヌッセンは13位、ニコ・ヒュルケンベルグはパワーユニット(PU)のトラブルによりリタイアでレースを終えた。

■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=13位(50周/50周)

2023年F1第22戦ラスベガスGP ケビン・マグヌッセン&ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)

 ポイントを獲得できる程度のデグラデーションとペースだったと感じたが、そうではなかった。見直しをして、どうすればもっとうまくできたか検討する必要がある。スティントの終わりであってもデグラデーションの状態は今回はよかったし、レースではペースが出ていたと思う。レースを通じてコースは大幅に状態がよくなったので、それはいいことだったが、課題の一部でもあった。僕は楽しめたよ。

■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=19位DNF(45周/50周)

2023年F1第22戦ラスベガスGP スタート直後にターン1で起きたアクシデントを避けるため、アウト側に大きく膨らんだニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)

 何かが起きてパワーを失ってしまったので、このことを調べるつもりだ。実際レースペースはそれほど悪くないと思っていた。よいスタートを切れたが、ターン1の事故で僕はアウト側に大きく出てしまって順位を大きく落とした。そこですでに後れを取った。

 その後はかなり落ち着いて走行でき、ペースも上がったように感じた。でもいつもトラフィックがあるし、グレイニングを避けるために思うようにプッシュできず、限界があった。全体的にはよいレースのひとつだったと思う。

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