バイエルンがヴァランに関心…現時点で可能性は低いものの動向を注視か

ユナイテッド退団も取りざたされるヴァラン[写真:Getty Images]

バイエルンが、マンチェスター・ユナイテッドの元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(30)に興味を示しているようだ。

センターバックの選手層に大きな問題を抱えるバイエルンは、守備的MFと共に同ポジションが今冬補強の最優先事項となっている。

ドイツ『スカイ』で働くジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によると、バイエルンの首脳陣はその獲得候補の一人としてヴァランに関心を示しているという。ただ、現時点では同選手の超高額サラリーを前に現実的な選択肢とはみなしていないようだ。

一方、クラブ間ではバイエルンからの関心を受け、ユナイテッドは2000万~3000万ユーロ(約32億4000万~48億7000万円)の移籍金が必要なことをすでに通知。さらに、今冬のレンタル移籍での放出を認めないことも併せて伝えた模様だ。

現時点でヴァランのミュンヘン行きの可能性は低いが、今後も動向を注視していくことになるようだ。

なお、2021年夏にレアル・マドリーから加入以降、ユナイテッドで主力を担ってきたヴァランだが、ここ最近はエリク・テン・ハグ監督の戦術的な判断で序列が低下。今冬あるいは来夏の退団の可能性が取り沙汰されている。

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