ロシア侵攻、早期終結期待できず ゼレンスキー氏、汚職対策も強化

ゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は首都キーウ(キエフ)で米フォックス・コーポレーションの最高経営責任者(CEO)ラクラン・マードック氏らと会談し、ロシアによる侵攻が「われわれが望むように早くは終わらない」と述べた。大統領府が20日発表した。

 ゼレンスキー氏は、時に人々が侵攻を「映画のように扱っている」と指摘。ウクライナ国民にとっては現実であり「(勝利を)諦めるわけにはいかない」と強調した。

 ウクライナ国家汚職対策局(NABU)は20日、特別通信情報保護庁の長官と副長官を含む計6人を捜査していると発表した。EU加盟を目指すウクライナは汚職対策を強化している

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