G・パルトロウのスキー事故裁判がコメディミュージカルに スキー場で衝突、1ドル賠償が題材

女優グウィネス・パルトロウ(50)が、「象徴的な損害賠償」1ドル(約150円)を受け取ったスキー事故に関する裁判を題材にしたコメディミュージカル『グウィネス・ゴーズ・スキーイング』が、12月13日から23日までロンドンのプレザンスシアターで上演される。2016年に米ユタ州のディアバレー・リゾートで起こった衝突事故で「永久的な脳障害」を受けたとして元検眼医テリー・サンダーソン氏から訴えられたが、最終的にサンダーソン氏に「100%」落ち度があったと評決が下されていた。

梗概にはこう綴られている。「彼女はグープ創業者で、『スライディング・ドア』や『恋におちたシェイクスピア』で知られ、『意識的カップル解消』したハリウッドスター」「彼はユタ出身の元検眼医。2016年に彼らはスキーに行った。ディアバレーのスロープで2人の世界と彼ら自身が衝突。文字通り、痛い」「7年後の2023年、2人は裁判所で対決。ダブルで痛い。これが彼らのストーリー。のようなものだ。でもないけど。でも、クリスマスだからね」

このミュージカルの楽曲は『ル・ポールのドラァグレース』などで知られるシンガーソングライターのリーランドが担当。以前舞台でダイアナ妃役を演じたこともあるスウェーデン出身の男優ライナス・カープがグウィネス役を演じる。

判決当時、勝利に微笑みを見せたグウィネスは、その後インスタグラム・ストーリーで声明をシェア。「虚偽の主張を黙諾するのは、私の信用を傷つけるものだと感じました」「結果をうれしく思っており、ホルムバーグ裁判官と陪審団の努力をありがたく思うと同時に、この件を思慮深く扱ってくださったことに感謝します」と話していた。

グウィネスは最近、この勝訴について「あの状況に置かれたわけだけど、私にとっては、そこに行って正しいことをするのが本当に重要なことだった」とピープルに語っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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