落札価格は15億円超の可能性、メッシがカタールW杯で着た6枚のユニフォームがオークションに出品! 残り1枚は?

メッシ悲願のW杯制覇からもうすぐ1年に…[写真:Getty Images]

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの記念すべきワールドカップ(W杯)ユニフォームがオークションに出品された。
【動画】オークションに出品されないメッシのユニフォームの行方は…

世界最古のオークション会社である『サザビーズ』で出品されたメッシのユニフォームは、36年ぶりにアルゼンチン代表が優勝したカタールW杯で着用した6枚セット。グループステージの2試合とラウンド16から決勝までの4試合分となる。

世界最高峰のサッカー選手の1人であるメッシにとって、最後まで手にできなかったW杯を見事に獲得したメモリアルなユニフォームだが、これが出品されているのだ。

試合で着用されたサッカーユニフォームでの最高値は、2022年に出品された元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が生み出した“神の手”の際に着用していたもの。価格は710万ポンド(約13億1500万円)だった。

メッシのこのユニフォームセットは800万ポンド(約14億8000万円)を超えると予想されている。

『サザビーズ』のモダン・コレクタブル部門の責任者であるブラーム・ワクター氏(Brahm Wachter)は、今回の出品について「オークション史上、歴史的な価値がある出来事だ」とコメント。「2022年のFIFAワールドカップは、メッシの勇敢な旅路と密接に結びついており、メッシが史上最高の選手としての地位を確固たるものにするスポーツ史上最高のイベントだった」と語った。

バロンドールを8度も受賞し、W杯ではグループステージからラウンド16、準々決勝、準決勝、決勝ででゴールを決めた最初の選手となったメッシ。このユニフォームはオークションの入札期間中である11月30日から12月14日まで『サザビーズ』のニューヨーク本社で無料公開されることとなっている。

なお、全7試合に出場していたメッシだが、オークションに出品されない1枚は、オーストラリア代表MFキャメロン・デブリンが見事に交換に成功していた。

今回のオークションでの収益の一部については、レオ・メッシ財団の支援のもと、サン・ジョアン・デ・デウ バルセロナ小児病院が主導するユニカス・プロジェクトに寄付されることとなる。

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