長嶋一茂 番記者に彼女宛ての手紙を託すも、まさかの取材に利用されていた?

20日放送の『しゃべくり007』に、元・読売ジャイアンツ選手の長嶋一茂、定岡正二、宮本和知、元木大介の4人が『ゆかいな一茂4兄弟』と題して登場。スタジオには当時の番記者が登場し、長嶋の知られざるエピソードや愛情ある人間性を語った。

長嶋がヤクルト時代、野村監督の下であまり出場機会がなくアメリカ・フロリダのドジャース・マイナーリーグに野球留学をした際に、番記者(サンケイスポーツ)の男性も取材でついていったという。

そんなある日、番記者は、「(長嶋から)封筒を渡されて、このエアメール出しておいて」とお願いされたという。しかし、あて名が当時長嶋が付き合っているといわれていた方の名前だったという。MCの上田晋也から「有名な方だったんですか?」と聞かれると「某女優さん」ときっぱり答えた番記者。スタジオからは「え~~~」と大きな声が。

さらに「記者としては、住所も書いてあるし、これは万が一(結婚)の時は助かるなと思って、控えさせていただいて」と暴露。「一茂さん、当時スターだったので、手紙を書いたりするんだな」と思ったという。

上田は「それを新聞記者に頼まないですよね?」と聞かれた長嶋は「彼は信頼しているんですよ」と関係性を明かした。

さらに上田から「怒られたことはないんですか?」と聞かれた番記者は「(当時)新人記者で、(長嶋の)自主トレに取材いくよう言われまして、(先輩記者から)引退するか聞いてこいって言われたんです」と語ると、「今年ダメだったら引退するんですか?って、いきなり聞いたら、“おまえこれからシーズン始まるのに、そんな質問するヤツいるか!どこの新聞社だ”」と怒られたという。

新人記者だったため、謝らなければいけないと思った番記者は、家を知らないが、田園調布の駅でタクシーの運転手さんに“長嶋家に行ってください”と言えば行ってもらえるという伝説を元に、長嶋家を訪れたそう。

そして、自宅からバスタオル1枚で出てきた長嶋に「失礼な質問をしたので、謝りに来ましたと言ったら、(長嶋さんが)“何聞いたっけ?”と言われて」と調子抜けしたそうだが、長嶋は「おまえな、スポーツ新聞の記者はいちいち謝ってたらキリがないぞ。これからは何でも聞いてこい」と言ったそうで、新人記者時代のいい思い出として残ってると明かした。

スタジオでは「すごい、いい話」と拍手が起こった。

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写真提供:(C)日テレ

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