東証、午前終値は3万3338円 円高嫌気で続落、下げ幅は限定的

東京証券取引所

 21日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。外国為替相場の円高ドル安傾向を嫌気し、一部の輸出関連株を中心に売り注文が優勢となった。下げ幅は一時100円超と限定的だった。

 午前終値は前日終値比49円74銭安の3万3338円29銭。東証株価指数(TOPIX)は8.41ポイント安の2364.19。

 このところ堅調だった自動車株などが下落した。平均株価は前日に取引時間中としてバブル経済崩壊後の最高値を更新しており、売りが出やすい地合いでもあった。

 ただ、前日の米国市場で主要な株価指数が上げたのを材料に買い注文が入り、平均株価は上昇する場面もあった。

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