夫が宇宙にいる間、夫の”代わり”が家に 結婚とアイデンティティ描く「もっと遠くへ行こう。」配信決定

「LION/ライオン 25 年目のただいま」のガース・デイヴィス監督作「もっと遠くへ行こう。」が、2024年1月5日よりPrime Videoで独占配信されることが発表された。

「もっと遠くへ行こう。」は、2065年の近未来を舞台に、結婚とアイデンティティについて描いた作品。ヘンとジュニアの夫婦は、ジュニアの家系が代々受け継いできた人里離れた土地で静かに農業を営んでいた。そこに見知らぬ男がやって来て、「平凡な生活を望むのか、何か特別なものを望まないのか」と語り、ジュニアが宇宙への移住要員候補に選ばれたことを告げる。ジュニアは「我ら夫婦は飛行機にすら乗ったことがない」と一笑に付すが、この提案は夫婦へのものではなく、夫のジュニアのみに出された提案で、しかもジュニアが宇宙にいる間はジュニアの“代わり”を家に置くというものだった。

ベストセラー作家イアン・リードの小説を原作に、ガース・デイヴィスが監督、デイヴィスとリードが脚本を執筆し、新しい世界での生活、夫婦の関係、そして個人のアイデンティティについて描き出す。妻ヘン役には「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」などのシアーシャ・ローナン、夫ジュニア役に「aftersunアフターサン」などのポール・メスカル、見知らぬ男テランス役にアーロン・ピエールが顔をそろえる。

【作品情報】
もっと遠くへ行こう。
Prime Videoで2024年1月5日(金)独占配信開始
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