2023年の国内女子ツアー最終戦 年間女王のタイトルは誰の手に

山下美夢有が大会連覇&2年連続年間女王をかけて戦う(撮影/村上航)

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 事前情報◇宮崎CC(宮崎県)◇6497yd(パー72)

2023年国内女子ツアー最終戦の幕が上がる。今季のツアー優勝者に加え、世界ランキング上位者、メルセデスランキング(MR)上位者の40人が宮崎に集結し、今季最後のメジャータイトルを争う。賞金総額1億2000万円(優勝賞金3000万円)をかけ、23日(木)から4日間の日程で行われる。

大会連覇のかかる山下美夢有、申ジエ(韓国)、岩井明愛の3人に絞られている年間女王争いが今週で決着する。1位山下と2位申のあいだは57.13pt、3位岩井明とは100.39ptの差がある。山下は2季連続での年間女王戴冠となれば、2015、16年に賞金女王に輝いたイ・ボミ(韓国)以来となる。MR順での組み合わせとなる初日、山下は申と同組でプレーする。

古江彩佳も帰国参戦。ラストゲームでの今季初勝利を狙う ※撮影は23年「CMEグループ ツアー選手権」(撮影/村上航)

米ツアーを主戦場とする世界ランク24位の古江彩佳も参戦する。前週の米ツアー最終戦「CMEグループ ツアー選手権」は16位で終え、米ツアーの年間ポイントレース(レース・トゥ・ザCMEグローブ)ではルーキーシーズンを上回り日本勢最上位の10位。ラストゲームでの今季初勝利を目指す。

ことしの初出場組は12人。ツアー初優勝を挙げて切符を手にした山内日菜子、岩井明、神谷そら、櫻井心那、小滝水音、リ・ハナ(韓国)のほか、MR上位者として桑木志帆、竹田麗央、安田祐香らがフィールドに入った。前年大会、出場権を獲得しながら新型コロナウイルス感染により欠場した佐藤心結も初出場を果たす。

吉田優利は、今大会を終えると来季の米ツアー出場権をかけた最終予選会「Qシリーズ」(11月30日開幕、アラバマ州マグノリアグローブGC)に向けて渡米する。

<出場予定選手>
山下美夢有、申ジエ、岩井明愛、吉本ひかる、青木瀬令奈、山内日菜子、穴井詩、神谷そら、吉田優利、岩井千怜、川岸史果、櫻井心那、小祝さくら、小滝水音、鈴木愛、菅沼菜々、蛭田みな美、菊地絵理香、原英莉花、森田遥、リ・ハナ、稲見萌寧、古江彩佳、桑木志帆、上田桃子、ペ・ソンウ、ささきしょうこ、竹田麗央、佐久間朱莉、仁井優花、福田真未、野澤真央、藤田さいき、高橋彩華、永峰咲希、安田祐香、阿部未悠、永井花奈、イ・ミニョン、佐藤心結

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