町政の刷新か継続か― 松前町長選挙 現職と新人が立候補し選挙戦へ

任期満了に伴う愛媛県松前町(まさきちょう)の町長選挙が21日、告示され、これまでに現職と新人の2人が立候補を届け出て、選挙戦に入りました。

松前町長選挙に立候補したのは、いずれも無所属で、届け出順に、新人で元町職員の田中浩介候補(40)と、現職で3期目の当選を目指す岡本靖候補(70)の2人です。

田中候補の出陣式には、自民党の戒能潤之介県議らが応援に駆け付け、町政の刷新を訴えました。

田中浩介候補
「『停滞ではなく前進を』この決意を胸に立ち上がることを決めました。このままでは高齢者の皆さんのご負担が増えるばかりではなく、町の発展可能性は非常に低くなる。新しい松前を実現する、1人1人の町民のことは自分のことのように考える町政を実現するだけです」

岡本候補の出陣式には、自民党の中畑保一県議らが応援に駆け付けたほか、中村知事の応援メッセージも披露されました。

岡本靖候補
「新しい松前をつくってきた2期8年だと思っています。松前町に愛着を感じずっと住み続けたい、その町の在り様を大切にしながら、1つ上を目指して町民の皆さんの満足度を向上させる、そういう町づくりを進めたいと考えています」

松前町長選挙は、今月26日に投票が行われ、即日開票されます。

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