核兵器禁止条約締約国会議に初参加 「逆風のなか連帯を深めたい」 広島・湯崎知事

広島県の湯崎知事は、11月27日からアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれる核兵器禁止条約の締約国会議に参加すると発表しました。

広島県 湯崎英彦 知事
「世界情勢が厳しさを増すなか、核兵器をめぐる状況も使用の脅威が高まるなど、これまでになく厳しい状況にある」

核兵器禁止条約の第2回締約国会議は、11月27日から12月1日までの日程で開かれます。今回、初めて参加する湯崎知事は、26日に日本を出発し、国連や各国の政府関係者と面会して協議します。また、広島県が主催する、核廃絶に関する研究者らのパネルディスカッションにも参加する予定です。

広島県 湯崎英彦 知事
「会議に自ら参加して、逆風のなか核兵器廃絶に取り組む方々、重要性を理解する方々との連帯をさらに深めてまいりたい」

一方、前回に続き、会議への参加を見送る日本政府に対しては「引き続き、批准・署名を働きかけていきたい」と述べました。

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