架空の調査会社への調査費用名目で現金100万円をだまし取られたとして、新潟市中央区の20代男性が11月20日までに、新潟中央署に被害を届け出た。新潟中央署は特殊詐欺事件とみて調べている。
新潟中央署によると11月18日、男性の携帯電話に通信局職員を名乗る男から「あなた名義の携帯電話から迷惑メールが送られ、被害届が出ている」と電話があった。さらに警察官らをかたる男から、被害額の一部が男性の口座に振り込まれているとだまされ、「受け取っていないことを証明するため、調査会社にお金を振り込んで」と告げられた。男性は18日、指定された口座に現金100万円を振り込んだ。
不審に思った男性が新潟中央署に相談して被害に気づいた。
