閉校…1907年開校の鴻巣・小谷小学校、25年3月に予定 令和入り市内3校目 昨年も閉校、来年も閉校予定

鴻巣市立小谷小、25年3月閉校へ

 埼玉県鴻巣市は20日、児童数の減少に伴い市立小谷小学校を2025年3月31日で閉校とする方針を発表した。28日開会の12月定例議会に「市立学校設置及び管理条例の一部を改正する条例」を提案する。

 市によると、小谷小は1907(明治40)年に開校。現在の児童数は105人だが、今後入学児童数が1桁まで減少することが見込まれる。学区内の児童については教育環境を提供するため、隣接する箕田小学校、赤見台第二小学校、吹上小学校へ通学区域を見直す。

 市は2015年に「市立小・中学校の適正規模及び適正配置に関する基本的な考え方」を策定している。昨年、笠原小学校が閉校し、来年は常光小学校が閉校する予定。小谷小が閉校になれば、令和に入って市内3校目となる。

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