放送がいまだ決まらないまま…W杯アジア2次予選のシリア戦、日本代表の公式SNSは「テキスト速報を行います」

写真:シリア代表vs日本代表戦の放送・配信先が決まらない ©Getty Images

現地時間11月21日に行われるFIFAワールドカップ(W杯)カナダ・メキシコ・アメリカ2026アジア2次予選第2節のシリア代表vs日本代表戦の配信方法について、日本代表の公式X(旧ツイッター)が発表した。

日本代表は、W杯アジア2次予選初戦のミャンマー代表戦に5-0で大勝。『パナソニックスタジアム吹田』で行われた同試合はテレビ朝日系列が全国生中継し、ネットでも『ABEMA』が無料でライブ配信した。

だが、サウジアラビアの都市ジッダにある『プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム』で行われる予定のシリア代表戦については、なかなか放送・配信先が決まらないまま、ついに試合当日になってしまった。今回の試合の放送権はシリアサッカー協会(SFA)が持っており、一部メディアでは放送権料の高騰を指摘する報道もあった。

日本代表の公式Xは、シリア代表戦の『MATCH DAY』を投稿。試合当日恒例の発信で、通常であれば放送・配信先も明記されているのだが、今回は「※本アカウントにて試合のテキスト速報を行います」と注釈が付けられている。

この投稿には、生中継がないことを残念がるファンの声があふれているものの、一方で「異常に高い放送権料を無理して買うところでもない」といった意見も多数寄せられた。ミャンマー代表戦には、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が放送代理店などと最後まで粘り強く交渉していく決意を示すも、「見合う額」という言葉を使って“適正価格”での契約を示唆していた。

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