2021年東京五輪ボクシング女子フライ級銅メダルの並木月海（25）＝自衛隊＝が21日開幕の全日本選手権（東京・墨田区総合体育館）を欠場することが同日に発表された。日本連盟はパリ五輪出場権を獲得していない選手に同選手権出場を義務づけており、来年の五輪出場が事実上消滅した。並木はライトフライ級にエントリーしていた。
並木はインスタグラムで今後について未定と説明。「競技者としてこれまでのことを振り返ったり、先の事を考えたりする時間が今の私には一番大切だと思いました」と記した。
東京五輪で並木はフェザー級優勝の入江聖奈とともに、日本女子ボクシング初の五輪メダリストとなった。
