発達障害の小中学生 初の1万人超 全体の6・82%【長野】

県内で発達障害と診断・判定されている小中学生の人数が調査開始以来、初めて1万人を超えました。
県教育委員会が21日公表した調査結果によりますと、医師や臨床心理士などに発達障害と診断・判定されている小中学生は県内で1万109人でした。
全体の6・82%にあたり2003年度の調査開始以来、最多となりました。
障害別ではASD=自閉症スペクトラム障害が最も多く複数の発達障害がある子どもも増加しています。
高校生は1955人でこちらも調査開始以来最多です。
県教育委員会は発達障害がある子ども向けの教室の設置や教職員向けの研修を充実させたいとしています。

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