テラドローン、三井海洋開発と海洋プラットフォーム検査ドローンの共同開発へ

三井海洋開発は、FPSOの業界におけるリーディングカンパニーで、三井海洋開発がオペレーションを行うFPSOは、20年を超える長期間にわたり安定した原油・ガス生産を継続するために、日常的な保守点検・検査により、その健全性を担保している。

しかし、構造物の高所や閉鎖空間における人力での検査作業は、労働安全環境上の懸念事項であり、大規模な海洋プラットフォームにおける検査の長期化と共に、業界全体の共通課題だ。

そこで、三井海洋開発が有するFPSOの設計・操業に関する様々な知見と、テラドローンが有する特許取得済みの自社製Terra UT Drone(非破壊検査向けの超音波探傷機能を搭載したドローン)を用いた検査技術の開発・サービス提供の実績のシナジーにより、海洋石油・ガス業界全体の共通課題の解決を目指すという。

今後、検査作業における安全性の向上・省人化・効率化を実現するドローン技術の実用化を通じ、三井海洋開発とテラドローンは環境、経済、社会的な観点からサステナブルな海洋プラットフォームの操業に貢献していくとしている。

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