主力退団に備えるフルアム、フルミネンセのブラジル代表MF獲得交渉が進行中か

コパ・リベルタドーレス優勝に貢献したMFアンドレ・トリンダーデ[写真:Getty Images]

フルアムがブラジル代表MFアンドレ・トリンダーデ(22)の獲得に向け、フルミネンセとの交渉を進めているようだ。

フルアムはチームの主軸であり、今季ここまで公式戦12試合に出場するポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の去就が不透明に。夏にバイエルンへ移籍寸前にまで迫った選手は、来年1月の移籍市場で再びドイツ行きの話が持ち上がる可能性が高く、クラブは後釜の確保を急いでいる。

イギリス『デイリー・メール』によると、その有力候補としてフルアムはアンドレをリストアップ。現在フルミネンセと交渉を続けており、移籍市場が開くと同時の獲得を望んでいるようだ。

アンドレには夏も関心を示していたリバプールやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルが交渉に動く可能性はあるが、現在のところフルアムが獲得レースをリードしているとのこと。ただし、1月の移籍市場まで時間はまだ残されており、今後状況が変わることも考えられるという。

今季公式戦55試合に出場するアンドレは、4日に行われたコパ・リベルタドーレスの決勝戦にも出場。延長戦の末にボカ・ジュニアーズを下し、初の栄冠を手にしたクラブの原動力となった。

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