ごみ拾いW杯初開催で選手激励 室伏長官「世界を変える可能性」

ごみ拾いを競技化した「スポGOMI」のW杯代表選手団と、笑顔で記念写真に納まるスポーツ庁の室伏広治長官(後列中央)=21日、東京都千代田区

 ごみ拾いを競技化した「スポGOMI」の世界一を決める第1回ワールドカップ(W杯)が22日、東京都内で開かれる。21日には日本を含めた参加21カ国の代表選手団がスポーツ庁の室伏広治長官を表敬訪問した。室伏氏は「皆さんの行動が世界を変える可能性を秘めている」と激励した。

 「スポGOMI」は2008年に日本で始まった取り組みで、指定エリアで制限時間内に回収したごみの内容や量をポイント化して争う。日本財団などの支援で初のW杯開催が決まり、春から世界各地で予選が行われてきた。日本からは、国内予選を勝ち抜いた新潟県のチームが出場する。

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