やり投げの北口、年間最優秀選手 日本陸連が選出

北口榛花

 日本陸連は21日、今夏の世界選手権を初制覇した女子やり投げの北口榛花(JAL)が年間最優秀選手に選ばれたと発表した。女子投てき選手の受賞は初めて。北口は世界最高峰のダイヤモンドリーグでも3勝を挙げ、上位者で争うファイナルを制す活躍を見せた。

 優秀選手賞には世界選手権で男子35キロ競歩銅メダルの川野将虎(旭化成)、110メートル障害5位の泉谷駿介(住友電工)、100メートルで2大会連続の決勝進出を果たしたサニブラウン・ハキーム(東レ)、3000メートル障害6位の三浦龍司(順大)、女子5000メートル8位の田中希実(ニューバランス)を選出した。12月20日に表彰式が行われる。

© 一般社団法人共同通信社