自転車ヘルメット“かぶっている”14.7% 千葉

自転車ヘルメット“かぶっている”14.7% 千葉

 自転車のヘルメット着用について、多くの人が努力義務になったと知っているものの、ヘルメットをかぶっている人は15%に満たないことが、千葉県が行ったアンケート調査で分かりました。

 調査は2023年9月、県民300人を対象にインターネットで行われ、265人が回答しました。

 それによりますと、2023年4月1日から自転車のヘルメット着用が法律で努力義務となったことについて、「知っている」と答えた人は、95.5%に上りました。

 一方で、自転車に乗る人にヘルメットをかぶっているかを尋ねたところ、「かぶっている」は14.7%にとどまり、85%余りが「かぶっていない」と答えました。

 ヘルメットをかぶらない理由は、「持っていない」が72.4%で最も多く、「持ち運びが面倒」、「値段が高い」と続きました。

 県警交通総務課はこの結果について、「今後、ヘルメットの着用促進に役立てていく」とするとともに、「自分の命を守るためにもヘルメットを着用して欲しい」と呼びかけています。

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