野村ダムが22日から取水制限へ 農業用水10%カットも上水道には影響なし 1982年の完成以来初

貯水率が低下している愛媛県西予市の野村ダムで、農業用水を対象に22日から10パーセントの取水制限が行われることになりました。

野村ダムの貯水率は、21日午前0時の時点で38・6%と、平年の同じ時期と比べ39・2ポイント下回っています。
21日は2013年以来となる野村ダム渇水調整会議が開かれ、22日午前9時から農業用水で10%の取水制限に踏み切ることを決めました。

上水道については市民生活への影響を考慮し今回は見送られました。
また野村ダムの水を利用する西予市や宇和島市など4つの市と町は、住民への節水の呼びかけを強化します。

肱川ダム統合管理事務所によりますと、野村ダムでの取水制限は1982年にダムが完成して以来初めてだということです。

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