〝家庭科の甲子園〟で高校生2人が金賞!サバ缶使った特製どんぶり【長野・千曲市】

屋代南高校の生徒2人が、全国の高校生が考案したレシピで競う家庭科の甲子園とも言われるコンテストで、金賞を受賞しました。日頃からの細かな作業が実を結んだ結果です。

カリッと焼きあがったカヌレに、ソバ粉の風味漂うダックワース。ここは洋菓子店ではありません。屋代南高校の調理実習室では、来月の学習発表会で販売するお菓子が作られています。
2年生の竹内諒んと小山さくらさん。
先月行われた「全国高校生クッキングコンテスト」で最高の文部科学大臣賞を獲得しました。

■竹内諒さん
「仕込みとか細かいことが得意で、お菓子を包んだりとかも得意です」
■小山さくらさん
「もくもく作業できるところ好きです」

コンテストには全国から43チームが応募。1次審査を勝ち抜いた6チームが実際の調理で競いました。

■竹内諒さん
「50分間で3食分作り上げ通しを何回もやった」

2人のレシピがこちら。「おもてなし丼」です。レシピにはサバの水煮缶と郷土の特産物を使うことがルールです。

■小山さくらさん
「サバ缶を使ったどんぶりっておしゃれにするのが難しそうな感じするんですけど、色合いとか考えておしゃれな見た目に出来た」

信州産のキノコや野菜で彩りをプラス。デザートには学校がある千曲市の名産アンズが使われています。

■小山さくらさん
「先生にも試作した時に食べてもらうこととかあって『おいしい』と言ってもらったりして、味には自信があった」

得意料理はアップルパイの小山さんと、7人家族の料理を手伝う竹内さんのコンビ。
受賞は今後の人生に大きな影響を与えそうです。

■小山さくらさん
「これから知らないところに出ていっても、自分なりに最後まで頑張れるんじゃないかなと思うようになりました」
■竹内諒さん
「金賞いただいてたくさんの自信が出来たので、(どんなことにも)自信をつけて考えて生きていきたい」

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