女性騎手のみのシリーズ競走「LJS レディスジョッキーズシリーズ2023 盛岡」…木之前葵、濱尚美がV

ダート1200mで行われた第1戦は、ジェイエルバルカーに騎乗した濱尚美騎手(高知)がスタートから先手を奪い、逃げ切り勝ち。2着はアルティジャナーレ騎乗の中島良美騎手(浦和)、3着はメルシーステップ騎乗の神尾香澄騎手(川崎)となった。

ダート1600mで行われた第2戦は、ロワマージュに騎乗した木之前葵騎手(愛知)が道中早めに抜け出して勝利。2着はホウオウサマンサに騎乗した佐々木世麗騎手(兵庫)、3着にはホーリーバジル騎乗の深澤杏花騎手(笠松)が入った。

盛岡ラウンドが終了し、総合ポイント順位は下記のとおり

1位 木之前葵(愛知)42pt
2位 濱尚美(高知)42pt
3位 佐々木世麗(兵庫)30pt
4位 中島良美(浦和)26pt
5位 神尾香澄(川崎)25pt
6位 深澤杏花(笠松)21pt
7位 宮下瞳(愛知)16pt
8位 関本玲花(岩手)負傷のため欠場

「笠松では負けられない」

第2戦を勝利したロワマージュと木之前葵騎手 (C)岩手県競馬組合

●木之前葵騎手コメント(LJS盛岡第2戦を勝利、総合ポイント順位暫定1位)
「地元の前開催で勝ち星がなかったのでこの2戦目の勝利は嬉しかったです。直線はステッキでよれてしまって“後ろのジョッキー大丈夫かな”とか思ったんですけども近くにいなくて良かったなと。ペースを速くしてしまったのでゴールしたときはホッとしましたね。ですが、馬の勢いが良くて、この勢いを崩すのがもったいないと思って乗っていました。後半戦は地元と言える笠松。乗り慣れた競馬場ですから負けられないなって。良い馬に巡り会えたらいいなと思いながらがんばります。関本玲花騎手もそこで復帰したいという話を聞きました。3月ですから、間に合って一緒に乗れる事を楽しみにしています」

<LJS レディスジョッキーズシリーズとは>
⼥性騎⼿による競⾛を各競⾺場2競⾛ずつ実施し、盛岡ラウンドで獲得したポイント最上位の騎手を表彰するとともに、合計4戦で獲得したポイントの結果による上位3名を最終戦の笠松競馬場において表彰。

なお、LJS レディスジョッキーズシリーズ2023の最終戦は、2024年3月8日(金)に笠松競馬場で開催される。

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