市議会11月定例会が開会し、織部康宏環境政策監が着任 リニア問題の解決に意気込みを語る 静岡市

静岡市議会の11月定例会が20日開会しました。総額9億2000万円余りの補正予算案などが審議されます。

開会した11月定例会では、総額9億2000万円余りの補正予算案など18の議案が提出されました。

補正予算案には、来シーズンからプロ野球2軍リーグへの参入が内定したハヤテ223が本拠地とする、清水庵原球場の改修費3000万円などが盛り込まれています。

また、全ての議員が発議したパレスチナ・ガザ地区の平和の早期実現を求める決議案が提出され、全会一致で原案通り可決されました。

市民への攻撃と非人道的行為は正当化できないとし、国際法に基づき早期の鎮静化と、人道状況の改善を図ることを求めています。

11月定例会は12月13日まで行われます。

織部康宏環境政策監が着任

また静岡市で新たにリニア新幹線に関する業務を担当する織部康宏環境政策監が着任し、市議会各会派をあいさつに回りました。

2017年4月以降、県の環境局長やくらし環境部の理事として、リニア問題に関わってきた織部環境政策監は、問題の早期解決に向けて市民目線で取り組みたいと意気込みました。

静岡市環境局 織部康宏環境政策監:
「(リニア新幹線工事に伴う)田代ダムの関連で一定の進展が見られている所ですので、市としての見解をまとめて、この問題が納得できる形で解決されるように頑張っていきたい」

© 静岡朝日テレビ