静岡県地域防災訓練 避難所の運営体制の確認や女性の視点を取り入れた環境改善を重点目標に58万5000人の参加を見込む

静岡県は、地震や風水害などに備えて実施する今年度の地域防災訓練の概要を発表しました。

地域防災訓練は、県民の防災意識を高め減災につなげる目的で、毎年12月第1日曜日の「地域防災の日」前後に行われます。
県危機管理部によりますと、今年は今月18日から来月3日の間に、合わせて4400団体、58万5000人の参加が見込まれています。

訓練ではコロナ禍では十分に出来なかった、避難所の運営体制の確認や、女性の視点を取り入れた環境改善に取り組むことなどを重点項目としています。

静岡県 山田勝彦危機管理監代理兼危機報道官:
「熊本地震で災害関連死ということで、避難所関係でもお亡くなりになられた方もいらっしゃったので、そういった視点で環境改善を意図的に図るという気持ちを持って、取り組んでもらえるように」

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