意識障害、共に支えたい 家族の会が活動再開 札幌

交通事故で遷延性意識障害になった長男を、車いすに乗せ、声を掛ける両親

 交通事故や病気で脳に障害が残り、意思疎通などが難しくなる「遷延性(せんえんせい)意識障害」の当事者と家族でつくる団体が、コロナ禍で自粛していた活動を再開している。12月には専門家の講演会を開催。会員らは「行政、医療・介護・福祉、大学とのネットワークを構築したい」と期待を込める。

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