エルトン・ジョンのベスト盤が200万枚認定。クリスマスEP配信開始

Sir Lucian Grainge, Elton John, and Bruce Resnikoff - Photo: Matthew Baron

今月初め、エルトン・ジョン(Elton John)は、ユニバーサル ミュージック グループ会長兼CEOのルシアン・グレンジとユニバーサル・ミュージック・エンタープライズ社長兼CEOのブルース・レズニコフと共に、2017年にリリースされたベスト・アルバム『Diamonds』が200万枚以上のマルチ・プラチナム認定を受けたことを記念する盾を全米レコード協会(RIAA)から贈呈された。

そんなエルトン・ジョンは現在、1973年11月23日にリリースされたクリスマス・ソング「Step Into Christmas」の50周年を祝っている最中だ。このアニバーサリーを記念して、エルトンは自身のホリデイ・ヒット曲を収録した新たなデジタルEP『Step Into Christmas EP』をリリースした。

エルトン・ジョンの「Step Into Christmas」は、時代を超えて愛される不朽のホリデイ・ソングとして、世界中のクリスマスに音楽の魔法をかけている。

もともと、1973年に単独シングルとしてリリースされ、B面には「Ho, Ho, Ho (Who’d Be a Turkey at Christmas)」が収録されていた同曲は、本国UKをはじめ、アメリカ、オーストリア、カナダのチャートで1位を獲得したアルバム『Goodbye Yellow Brick Road』の記録的ヒットを受けて、彼のファンに向けたホリデイ・カードとなることを意図して制作された作品だった。

日曜日にレコーディングされ、1週間も経たないうちにリリースされたこのキャッチーな楽曲は、1970年の「Rock And Roll Madonna」を除けば、エルトンにとって初のシングルとなり、リリース当時に全英シングル・チャートで24位を記録。

その後も長年にわたり世界中のリスナーに愛され続け、46年後の2019年には全英シングル・チャート8位という過去最高位を記録。2021年にはダブル・プラチナに認定されている。

アメリカでは1973年にビルボード・クリスマス・シングル・チャートで首位を獲得し、2021年に全米レコード協会からゴールド認定を受けていた。

エルトン・ジョンはまた、米時間11月3日、ロックの殿堂入りを果たした彼のコラボレーター、バーニー・トーピンを紹介するスピーチの中で、ニュー・アルバムのリリースを予告している。彼はこのスピーチの中でこう述べている。

「皆さんをあっと言わせるようなアルバムをロサンゼルスで完成させたばかりです。本当に素晴らしい、若さと活気に満ちた作品に仕上がっています。私たちは56年間も共作してきて、今素晴らしい関係性を築いています」

Written By Will Schube

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