大湾区の商機で国際資金呼び込む

李家超・行政長官は11月19日、2023年粤港澳大湾区起業家フォーラムでビデオスピーチを行い、特区政府は香港の利点を最大限に活用し、大湾区の他の都市や本土のさまざまな省や都市に国際資金を呼び込み、中国企業の海外進出をサポートすると表明した。同日の香港メディアによると、李長官は「大湾区は国内で最も経済発展の活力が強い地域の一つである。9+2の都市群である大湾区には明るい未来があり、チャンスに満ちている」と述べた。

李長官は「一国二制度の下、香港には祖国の支援と世界とのつながりという独特の利点があり、世界有数の自由なビジネス環境があり、国際金融・海運・貿易センターである。ここは世界最大のオフショア人民元ビジネスセンターでもある。特区政府は大湾区の建設などの重要な国家戦略と連携することに全力で取り組んでおり、香港の利点をうまく活用して国際資金を他の大湾区の都市や各省に呼び込むことに取り組んでいる。また海外事業展開を図る企業の海外進出を支援する」と説明した。

李長官は、深センと香港が深セン河を挟んだ両岸の協力地域の下で「1区2園」の利点をうまく活用し、国際イノベーション科学技術センターを開発するというビジョンを推進し、大湾区を世界のイノベーションの専門家と若者が集まる場所にし、若い企業家にとって人材のパラダイスにすると述べた。

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