シーズン本番の上海ガニ、密輸を摘発

香港税関は11月19日、港珠澳大橋経由での上海ガニの密輸を摘発した。11月20日付政府公報によると11月19日、税関はリスクアセスメントに基づき港珠澳大橋の出入境事務所で中国本土から香港へ入境するトラックのうち荷物の申告書に電子製品や食品と記載されている車両の荷台を調査した。すると、ある車両の中から未申告の上海ガニ約6400匹が見つかった。カニの重さは約920キロ、市価は39万ドルに相当する。今回押収されたカニはいずれも輸出地当局の衛生証明書はなく、魚介海産物販売許可規定に符合しないものだった。この時期は例年、上海ガニの密輸が多く発生することから、当局は陸海空のボーダーで香港へ輸入される貨物の監視を強化しているが、市民に来歴不明のカニは購入しないよう呼び掛けている。(写真・政府新聞処)

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