秋田と特産品コラボ第2弾 「貧乏くさい」騒動越え

香川・愛媛両県のアンテナショップで提供されるランチメニュー「鍋焼き讃岐うどん~きりたんぽ&じゃこ天乗せ~」

 秋田県と香川・愛媛両県は東京都港区のアンテナショップで、3県の特産品がコラボした食事メニューを24日から12月3日まで数量限定で提供する。四国の食を「貧乏くさい」などと酷評し騒動となった秋田県の佐竹敬久知事が謝罪したことを受け、県は15日に四国4県と合同PRイベントを東京で開催、盛況だった。今回は第2弾となる。

 ランチは香川・愛媛両県のアンテナショップで「鍋焼き讃岐うどん~きりたんぽ&じゃこ天乗せ~」を、秋田県のアンテナショップで「稲庭うどん 香川・愛媛お楽しみセット」を用意。ディナーは共通メニューだが、「地酒飲み比べセット」として3県の地酒と、秋田のいぶりがっこ、香川のしょうゆ豆、愛媛のじゃこ天をおつまみとして提供する。各店舗でいずれも1日20食限定。

 15日の合同販売会では、四国4県と秋田県の特産品を詰めた「なかよしセット」を限定50セット販売し、即日完売した。香川県の池田豊人知事は「15日は大変好評だったと聞いている。一連のこと(騒動)は県産品PRの良い機会となった。ご縁を大切に交流を深めたい」と話している。

秋田県、香川・愛媛両県のアンテナショップのディナーメニューで提供されるおつまみと地酒の飲み比べセット

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