「冬の使者」訪れ 空から 11月22日は二十四節季「小雪」

冬の訪れとともに多くの渡り鳥が飛来する水上池=21日、奈良市佐紀町

 22日は二十四節気の一つ、「小雪(しょうせつ)」。雪が降り始める季節を指し、積もるか積もらない程度の雪を「小さな雪」と表現したようだ。西高東低の冬型の気圧配置が多くなり、雪の季節を迎える。

 奈良県内では13日、金剛山(御所市、標高1125メートル)で初冠雪が観測された。21日は穏やかに晴れ渡ったが、この時期朝晩冷え込み、昼間が気温が上がり暖かくなるなど、1日の温度差が激しく体調に気を付けたい。

 奈良市佐紀町の水上池でマガモやコガモ、オシドリなど「冬の使者」が飛来、羽を休めている。池は平城宮跡の北側にあり、四季を通じて野鳥を観察できるスポットとして知られている。間近に見ることができる。

© 株式会社奈良新聞社