『ミッドナイト・イン・パリ』、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』などで知られるウディ・アレン監督の最新作の邦題が『サン・セバスチャンへ、ようこそ』に決定し、2024年1月19日より公開される。このほど、場面写真が披露された。
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かつて大学で映画を教えていたモート・リフキンは、今は人生初の小説の執筆に取り組んでいる熟年のニューヨーカー。物語は、そんな彼が映画業界のプレス・エージェントである妻スーに同行し、スペイン北部バスク地方の街サン・セバスチャンの映画祭に参加するところから始まる。妻スーとフランス人著名監督フィリップの浮気を疑うモートは、「アホな映画監督にノボせてる」と辛辣。ストレスにも苛まれ、現地の診療所に赴くはめに。そこでモートは人柄も容姿も魅力的な医師ジョーとめぐり合い、浮気癖のある芸術家の夫との結婚生活に悩む彼女への恋心を抱くのだが…。
公開された場面写真では、世界的観光地で“ビスケー湾の真珠”と呼ばれるリゾート地サン・セバスチャンの風光明媚な景色や、そこで行われる華やかな映画祭の様子を収めたシーンがいくつも並ぶ。ロケ地は、実際にサン・セバスチャン映画祭で会場として使用される劇場や公会堂、サン・セバスチャンでも指折りに有名なラ・コンチャビーチ、ホテル マリア クリスティーナなどの観光スポットでも撮影を敢行するなど、サン・セバスチャンへの魅力がたっぷり詰まっている。
国際映画祭を舞台に、ウディ・アレン自身がこよなく愛するヨーロッパの古典映画などのオマージュを織り交ぜ、まさしく“映画のように”儚くも美しい人生模様を紡ぎ上げた。
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『サン・セバスチャンへ、ようこそ』
2024年1月19日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開
監督・脚本:ウディ・アレン
撮影監督:ヴィットリオ・ストラーロ
出演:ウォーレス・ショーン ジーナ・ガーション ルイ・ガレル エレナ・アナヤ セルジ・ロペス クリストフ・ヴァルツ
配給:ロングライド
【ストーリー】 かつて大学で映画を教えていたモートは、今は人生初の小説の執筆に取り組んでいる熟年のニューヨーカー。そんな彼が映画業界のプレス・エージェントである妻スーに同行し、サン・セバスチャン映画祭に参加する。ところがスーとフランス人の著名監督フィリップの浮気を疑うモートはストレスに苛まれ、現地の診療所に赴くはめに。そこでモートは人柄も容姿も魅力的な医師ジョーとめぐり合い、浮気癖のある芸術家の夫との結婚生活に悩む彼女への恋心を抱く。サン・セバスチャンを訪れて以来、なぜか昼も夜も摩訶不思議なモノクロームの夢を垣間見るようになったモートは、いつしか自らの“人生の意味”を探し求め、映画と現実の狭間を迷走していくのだった…。
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