空き家利活用に注力、あき活Lab(大館市) 物件の選択肢広げたい

 秋田県大館市を拠点に活動するNPO法人「あき活Lab(ラボ)」は、空き家の利活用を進めている。所有者と活用希望者のマッチングや物件の紹介、相談など、さまざまな取り組みを展開する。

 2021年10月に法人を設立。理事長を務める三澤雄太さん(34)と妻舞さん(34)は、19年4月に長野市から大館市にUターンして地域おこし協力隊として活動した。帰郷の際、古民家風の賃貸住宅や事業用の空き店舗探しに苦労したことから、気軽に物件探しの相談ができる場をつくろうと考えた。

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