【動画あり】玉城知事「県民に大きな不安を与えた」 県危機管理対策本部会議で非難 北朝鮮のミサイル発射

北朝鮮のミサイル発射を「大変遺憾だ」と非難する沖縄県の玉城デニー知事=22日午前8時半ごろ、県庁

 北朝鮮のミサイル発射を受け、沖縄県は22日午前8時半から危機管理対策本部会議を開いた。県は被害情報はないものの、一部のモノレールや航空便で影響があったと報告。玉城デニー知事は、通告期間前の強行発射や沖縄上空を通過した点に触れ「県民に大きな不安を与えたことは大変遺憾と言わざるを得ない」と非難した。

 政府は21日午後10時46分、沖縄県を対象に全国瞬時警報システム(Jアラート)でミサイル発射を速報。沖縄都市モノレールは、午後10時48分から11時19分にかけて運行を見合わせた。那覇空港では、安全のため全地上係員が屋内に退避し、東京から到着した航空機1便が駐機場の手前で約30分間待機となった。

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