ソフト男子U18W杯 県勢6人の日本V2 長崎の競技力を披露

V2を果たしたU18日本代表=エルモシージョ(日本ソフトボール協会提供)

 ソフトボールの第14回男子U18ワールドカップ(W杯)は11~19日(日本時間12~20日)、メキシコ・エルモシージョで行われ、日本が2大会連続4度目の優勝を飾った。選手16人のうち、長崎県勢6人がメンバー入り。世界一に大きく貢献した。
 11カ国が出場。日本はオープニングラウンドのグループBを3勝1敗の2位で通過すると、続くスーパーラウンドはグループAで上位だったカナダ、オーストラリア、メキシコに3連勝した。決勝は開催地のメキシコと再戦。4-4から延長タイブレーク八回に梅田瑠河(岐阜聖徳学園大)が満塁弾を放って8-4でサヨナラ勝ちした。
 県勢は鰯谷柑太外野手(大村工高)と橋本怜外野手(島原工高)の高校生のほか、大村工高出身の上野結来捕手(同大)、淀川瑛澄捕手(岐阜聖徳学園大)、松尾唯斗内野手(日本エコシステム)、山本陸人内野手(豊田自動織機)がメンバー入り。淀川が主将を務めるなど、長崎の競技力の高さを示した。
 打っては初戦から鰯谷が1番、松尾、山本、淀川がクリーンアップを任されて打線をけん引。上野は攻撃に加えて全試合、扇の要としてチームをまとめた。橋本もスーパーラウンド第2戦以降からスタメンに名を連ね、決勝は5番で出場。3試合連続となる適時打を放った。

© 株式会社長崎新聞社