LRTの西側延伸後の「街づくり」で意見交換 宇都宮市

 今年(2023年)8月に開業したLRT・ライトラインについて、JR宇都宮駅から西側への延伸を計画している宇都宮市は、LRTが延伸した後のまちづくりについて地元の住民たちと話し合う意見交換会を11月21日から始めました。

 宇都宮市は、LRTをJR宇都宮駅から西に約5キロにわたり延伸する計画で2026年に工事を始める方針です。この取り組みは、西側への延伸後のまちについて地元住民に意見を聞くもので、初回の11月21日は簗瀬地区から15人が参加しました。

 市の職員から延伸の計画や、LRT開業によって変化した駅東口の様子について説明を聞き、早速、LRTに乗り込みます。参加した人の中にはLRTを初めて利用する人もいて、約10分間窓からの景色などを楽しみました。トランジットセンターにもなっているベルモールは現在、駐車場を増やす工事をしています。参加者の中には車いすで乗車した人もいてバリアフリーに対応した乗り心地などを確認したようでした。

 また、意見交換会では住民から「令和元年(2019年)の東日本台風では駅西口で浸水した地域もあり対策は大丈夫なのか」、「東口と西口をどう結ぶか教えてほしい」などの意見が出されました。

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