LRT西側延伸反対の市民団体 計画中止を求め陳情書提出

 LRTの西側への延伸に反対する市民団体が、11月21日に宇都宮市議会を訪れ、計画の中止を求める陳情書を議長に提出しました。

 陳情書を提出したのは市民団体「宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会」です。11月21日、上田憲一代表などが市議会を訪れ馬上剛議長に手渡しました。

 陳情書では、LRTの延伸が計画されているJR宇都宮駅西側の道路は、路線バスが数多く走っていて交通環境への影響が大きいこと、現在、片側3車線ある大通りをLRT建設のために減らすことで混雑する可能性があるなどとして、計画の中止を求めています。

 上田代表らは「宇都宮市は路線バスの街でLRTの西側延伸は先に開業した東口地区より影響が大きい」などとして、予算編成が始まる12月議会で計画の見直しを議論してほしいとしています。

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