2022年7月、仙台市太白区の路上で女子中学生2人を包丁で刺し殺害しようとした罪などに問われている男の裁判で、検察側は懲役17年を求刑しました。
住所不定無職の尾張裕之被告(45)は2022年7月、太白区大塒町の路上で登校中の女子中学生2人を背中から包丁で刺し殺害しようとした殺人未遂の罪などに問われています。
仙台地裁で開かれた裁判員裁判で、検察側は「力の弱い女性や子どもなどを選び犯行し、殺傷能力の高い刃物を選んだ」と指摘。「合理的な判断をしていて責任能力がある」として懲役17年を求刑しました。
一方、弁護側は、精神障害が事件に影響したとして無罪を主張しました。