日米韓が合同海上訓練へ 北朝鮮衛星打ち上げ受け

21日、韓国南部釜山に入港した米海軍の原子力空母カール・ビンソン(聯合=共同)

 【ソウル共同】韓国の聯合ニュースは22日、海上自衛隊と米韓両海軍が26日にも朝鮮半島周辺で、北朝鮮の軍事衛星打ち上げへの対応として合同海上訓練を実施するもようだと報じた。韓国南部の釜山に入港した米原子力空母カール・ビンソンが参加し、25日には米韓両海軍の合同訓練も行うとみられる。複数の政府関係者の話としている。

 韓国国防省は日米韓が「北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する協力を強化し、訓練を拡大している」と表明した。訓練計画の事実確認は避けた。

 一方、韓国海軍は22日、米海軍の原子力潜水艦サンタフェが同日、南部済州島に入港したと明らかにし「韓米の連合防衛態勢を強固にする」と表明した。

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