欧州ツアー新シーズンが豪州で開幕 久常、星野、比嘉が出場

久常涼は来年のPGAツアー参戦前に欧州ツアーの開幕シリーズに登場 ※撮影は2023年日本オープン(撮影/村上航)

◇欧州男子◇フォーティネット オーストラリアPGA選手権 事前情報◇ロイヤルクイーンズランドGC(オーストラリア)◇7134yd(パー71)

DPワールド(欧州)ツアーの新シーズンが、同ツアーとISPS HANDA PGAツアー・オブ・オーストラレイジア(豪州男子ツアー)の共催大会で幕を開ける。豪州ナンバーワンプロを決める戦いは、大陸東部の都市ブリスベンを舞台に行われる。

前年大会は地元・オーストラリアのキャメロン・スミスが首位スタートの最終日に「68」をマーク。2位に入った久常涼に3打差をつけて逃げ切り、2018、19年大会に続く大会3勝目を挙げた。

ことしは連覇を狙うスミスのほか、大会2勝(13、20年)のアダム・スコット、21年大会チャンピオンで地元ブリスベン出身のジェディア・モーガン、08年大会を制したジェフ・オギルビーら、同国出身の歴代覇者たちが出場する。

スミスとともにLIVゴルフに参戦しているマーク・レイシュマン(オーストラリア)、ミト・ペレイラ、ホアキン・ニーマン(ともにチリ)もフィールドに入った。

日本勢は久常、比嘉一貴、星野陸也が出場。前年大会2位の久常は好相性のコースでツアー2勝目を目指す。昨季の年間ポイントレース120位でフルシードを逃した比嘉は限られた出場機会で好成績を残したい。

<主な出場予定選手>
キャメロン・スミス、ジェディア・モーガン、アダム・スコット、ジェフ・オギルビー、久常涼、ロバート・マッキンタイア、マーク・レイシュマン、ホアキン・ニーマン、ミト・ペレイラ、星野陸也、比嘉一貴

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