パイナップルが持つ酵素で肉がすごく柔らかくなり、ラム酒の香りは肉の臭みを消してくれてとても良い組み合わせです。ラム酒を使うと全体的に水分が多くなりますが、洋酒がパウダーになっているので肉にラム酒をもみ込むことができ、しかもソースも仕上がりにパウダーを入れるだけなので長時間煮詰まなくてもとろりとしたラムの香りのソースが短時間で簡単にできます。 出来上がりは、ラムの香りでゴージャスにグレードアップです。
by limさん
このレシピの材料
数量:3-4人分
パイナップルとスペアリブをラム酒パウダーと一緒に漬け込む
スペアリブ(骨つきぶつ切り)… 800g
生パイナップル(皮と芯を取り除いたもの)… 1/4ー1/8個分
佐藤食品 洋酒パウダー ラム 30% 10g… 漬け込み用として5g
スペアリブを煮込む
サラダ油… 大さじ1/2
醤油… 大さじ2
酢… 大さじ3
塩… 小さじ1/3
胡椒… 少々
付け合わせの野菜の準備と仕上げ
ピーマン… 3-4個
セロリ(茎の部分)… 2本分
ミニトマト… 6-8個
佐藤食品 洋酒パウダー ラム 30% 10g… 仕上げ用に5g
下準備
パイナップルは2cm角に切る。 付け合わせのピーマンは縦2つに切って種を取り除き、セロリは筋を取り除き食べやすい大きさに切る。ミニトマトはヘタをとっておく。
肉とパイナップルをラム酒パウダーに漬け込む
1.材料を全て合わせてビニール袋の上からパイナップルをやや潰してジュースが出るようにしてラム酒パウダーと共にスペアリブにまとわりつかせて室温で(夏場は冷所で)しばらく置いておく。時々位置を変えて全体にジュースが回るようにすると肉が更に柔らかくなる。
2.1時間程度つけたスペアリブをビニール袋から取り出して油を敷いて熱したフライパンで焦げ目がついて香ばしい香りがたつまで焼く。中に火は通さなくて良いが両面に焦げ目がついたら次々と圧力鍋に入れていく。
3.ビニール袋に残ったパイナップルのつけ汁をフライパンに入れて軽く煮て、スペアリブから出た油ごと圧力鍋に入れる。(スペアリブから出た油分は健康を考えてペーパータオルで吸い取って廃棄しても良い)
4.全て圧力鍋に入ったら記載の調味料を入れて圧力鍋の蓋をして、加熱し始め、加圧が最高に達してから弱火に落として10分間煮込む。
5.煮込んでいる間にガスレンジでピーマンやセロリ、ミニトマト など好みの野菜を素焼きしておく。
6.煮上がって圧が抜けるとこんな感じです。肉がほろりと骨から剥がれるほど柔らか。
7.肉だけ先に器に盛り付けて、残ったソースを強火で煮て水分を飛ばし、とろみがついてきたところで塩味を確認して好みの味に整えます。 ここで火を止め、残りのラム酒パウダーを入れて良く混ぜます。(煮込むと香りが飛んでしまうので火を止めてから混ぜるとより香り高くなります)
8.粉が溶けて均一になったソースを肉の上からかけて、付け合わせの野菜も彩り良く盛り付けて出来上がりです。