フィリピン人は全世界でGCashの使用が可能

フィリピンでトップのeウォレットがSingapore FinTech Festival 2023で国際的なB2B拡大計画を明らかに

【シンガポール2023年11月22日PR Newswire】フィリピンでトップの金融スーパーアプリGCashは、Singapore FinTech Festival 2023(2023年シンガポール・フィンテック・フェスティバル)で、より強力な国際サービスをデビューさせました。

GCash CEO Martha Sazon featured at the Singapore Fintech Festival 2023 stage with Mynt Chairman Ernest Cu

この年次集会のパネルディスカッションで、GCashのMartha Sazon社長兼最高経営責任者(CEO)は、ユーザーがシンガポール、日本、米国などの特定の国でリアルタイムの外国為替レートを表示できるアプリの新機能を発表しました。

Sazon氏は「GCashサービスを通じて、フィリピン人旅行者だけでなく、海外の居住・就労者も、クレジットカードや銀行口座の所有者と同じメリットを享受できます。彼らはAlipay+(アリペイプラス)またはカード決済を受け入れる店舗や施設での支払いにアプリを使用できます」と語りました。

GCash leaders led by CEO Martha Sazon with Ant Group Chairman Eric Jing

GCashは、パートナーである世界的決済大手Alipay+を通じて、シンガポール、日本、米国など17カ国で旅行者がキャッシュレス決済にeウォレットを使用できるようにすることで、フィリピン国内を越えてその範囲を拡大しています。これにより、海外のユーザーは、米国、イタリア、日本など6カ国で国際携帯電話番号を使用してGCashにサインアップできるようになりました。

Visaとの提携により、GCashユーザーは200カ国の8000万軒を超える加盟店でキャッシュレス決済を行うことができます。顧客はアプリ経由で新しいGCash Cardを注文できます。それとは別に、Alipay+を受け入れる施設では、QRコードをスキャンするかコードを生成することで、GCashで支払うことができます。

GCashは、フィリピンの消費者向けのeウォレットとデジタル金融サービスのリーダーです。このフィンテック企業は、国際的な拡大に加え、企業顧客向けのサービスを強化し始めました。

Sazon氏は「国を本当に変えるために、B2Bの分野での活動開始を考えています。私たちは単にプレーヤーの1つであることはできません。私たちにとってB2Bをより有意義なものにするためには、B2B分野に存在する問題点や摩擦に真剣に取り組む必要があります」と説明しました。

GCashは、企業クライアントにデジタル金融ツールを提供するだけでなく、アプリの広範なリーチを活用して、大小を問わず企業にパートナーマーケティングソリューションも提供します。その一方で、一連の革新的なビジネスソリューションによって、ナノ・マイクロ・中小企業(NMSME)のデジタルトランスフォーメーションをどのように支援できるかに一層の重点を置いています。

Sazon氏は、SFF 2023のInsightsステージで「Building Unicorns: An ASEAN Success Story(ユニコーンの構築:ASEAN(東南アジア諸国連合)のサクセスストーリー)」に関するパネルディスカッションに登壇しました。彼女の他には、GCashの持ち株会社Myntの会長で、フィリピン最大の通信会社の1つであるGlobe Groupの社長兼CEOであるErnest Cu氏が加わりました。このパネルは、シンガポールのMONEY FM 89.3のファイナンス編集補佐兼シニアプロデューサー兼プレゼンターであるRyan Huang氏が司会を務めました。

GCashは、評価額20億ドルを超えるフィリピンで唯一のダブルユニコーンまたはデュアコーンです。同社は中核となる送金事業を超えて進化し、公正貸し付け、投資、保険、その他のライフスタイルサービスなどの金融サービスを提供しています。

Singapore FinTech Festivalは業界最大の集会の1つであり、世界中から業界の関係者やリーダーが集まります。昨年は134カ国から6万2000人の参加者が集まりました。シンガポール金融管理局(MAS)が設立した非営利団体Elevandiが主催しています。

GCashについて

GCashはフィリピンでナンバーワンの金融スーパーアプリです。GCashアプリを通じてユーザーは、プリペイド通信時間の購入、全国のパートナー請求書成者を通じた料金の支払い、フィリピン全域での他の銀行口座を含む現金の送受信、600万を超えるパートナーマーチャントおよびソーシャルセラーからの購入、貯蓄、クレジット、ローン、保険、投資などの利用を全てスマートフォンで簡単に行うことができます。GCashのモバイルウォレットの運営は、Myntの完全子会社でフィリピンの最初で唯一のデュアコーンであるG-Xchange, Inc.(GXI)によって行われています。

GCashは国連の持続可能な開発目標(SDGs)、とりわけ安全・セキュリティー、金融包摂、多様性、公平性、包摂性に焦点を当てるとともに、気候変動とその影響にそれぞれ対処するための緊急行動を取る国連SDGsの5、8、10および13を強く支持しています。

ソース:GCash

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