津山の牛肉料理が熱い。次世代に継承したい「100年フード」に選定された「そずり鍋」 [岡山県津山市]

 鍋料理のおいしい季節になりましたが「そずり鍋」という料理を聞いたことがありますか。「そずり鍋」は、岡山県津山市の名物 牛肉を使った鍋料理です。

 古くから牛や馬を売買する市が開かれていたという歴史が残り、明治時代の早いうちから「牛肉」が地域の主要な物産として紹介されるなど、「牛」との深いつながりを持つまち「津山」には、独特の牛肉料理が多数あり、ソウルフードとして地域の人から愛されています。

 受け継がれてきた食文化を次の世代につないでいく文化庁の「100年フード」に、令和4年度に認定された「津山の牛肉料理」。牛のモモ肉などのブロック肉を天日干しすることで旨みを凝縮した「干し肉」。牛すじなどをコトコト煮込み、スープ状になったものを冷やして固めた「牛肉の煮こごり」。牛の心臓につながる大動脈で、コリコリとした食感がクセになる「ヨメナカセ」。鮮度が良く、ジューシーなホルモンをタレで焼いた「津山ホルモンうどん」。さまざまな料理がある中で、今回紹介するのが「そずり鍋」。

 津山の方言で「そずる」は「そぎ落とす」こと。「骨周りの肉をそずった肉」が語源の「そずり肉」のうま味がたっぷりと凝縮された醤油ベースのだしが特徴の「そずり鍋」は、牛肉を余すことなくいただく、津山ならではの牛肉料理です。

 そんな「そずり鍋」を、家で、津山で、楽しめる方法を3つ紹介します。

(1)ふるさと納税を活用して家で楽しむ

 ふるさと納税のお礼品でも人気の「そずり鍋」セット。そずり肉に加え、野菜やだしなどの具材も入っているので、具材を煮込んだら、本格的な「そずり鍋」のできあがり。全てカットされた状態でのお届けで、調理も簡単です。ご自宅で津山の味を楽しみながら、津山を応援してください。
※津山の魅力的なもの満載の「ふるさと納税」についてはこちら
https://www.city.tsuyama.lg.jp/life/index2.php?id=1553

▼問い合わせ先:みらい産業課
電話番号 0868-32-7004

(2)コンビニで楽しむ

 昨年、セブン-イレブン・ジャパンが販売し、好評だった「そずり鍋」。地元の皆さんの意見も聞きながら、さらにおいしく改良し、11月23日から中四国地方の一部店舗で「津山の郷土料理 和風だしの牛そずり鍋 国産牛使用」として、販売されます。かつおだしを使った醤油ベースのつゆに、そずり肉(手切りで1枚ずつカットすることでそずり肉を再現)をはじめ、ゴボウ、ニラ、白菜、豆腐など8種類の具材が入っています。

▼取扱予定店舗
岡山県、鳥取県、四国4県、島根県の一部、広島県の一部のセブン-イレブン869店舗
▼販売価格
648円(税込)

(3)津山に来て楽しむ

 現在、津山では「作州津山なべまつり」を開催中。「そずり鍋」をはじめ、各店舗自慢の味を楽しんでください。期間中、参加店舗の鍋料理を食べると、お食事券などが当たる抽選会も開催中です。

▼期間 
令和6年1月31日(水)まで
※参加店舗など詳しくはこちら
https://nabematsuri.e-tsuyama.com/
▼問い合わせ先:津山市観光協会
電話番号 0868-22-3310

#岡山県津山市
#津山の牛肉料理
#そずり鍋
#100年フード
#ふるさと納税
#なべまつり

「そずり鍋」は牛肉のうま味がたっぷりと凝縮された醤油ベースのだしが特徴
津山観光キャンペーン推進会議(津山市観光振興課内)では、100年フード認定店のポスターとステッカーを啓発協力店に配布中
セブン-イレブン・ジャパンが11月23日から中四国地方の一部店舗で販売する「津山の郷土料理 和風だしの牛そずり鍋 国産牛使用」